『第七の封印』 100年後の学生に薦める映画 No.1949
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.1949『第七の封印』
1957 スウェーデン
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
筆者が映像を観て快感を得るのは、どんな場合が多いかを思い起こした。派手な映像のときだろうか?違う。そんなものは求めていない。
サンプルは『第七の封印』だ。1,957年に作られた、スウェーデン映画。この映画に登場する、フード姿の、死神の姿。海に、山に、はためくマント。ただよう死の雰囲気。詩的で、達観的な人生観。これこそ、筆者が映画に求めているものだと思った。
これらが、ぬらぬら動くときが、映像を観る快感だ。綺麗な作品である必要も、派手な映像である必要も無い。バサバサと、ゆらゆらと。そう、ゆらめくのだ。
十字軍の騎士が、死神とチェスをする場面は、最高に記憶に残る場面。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
DVDで鑑賞。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★★
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written by kiyasu 2014/11/6 第一稿
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