『戦火の馬』 100年後の学生に薦める映画 No.0812
100年後の学生に映画を2,112本紹介致します、という設定のブログ
MOVIE No.0812 『戦火の馬』
2011 アメリカ
[FOR A.D.2112 未来の学生に向けたレビュー]
度々紹介している、スティーブン・スピルバーグ監督による作品。国籍関係なく戦場を渡り歩く馬を中心とした物語。この設定が大変個性的。スピルバーグ監督作品は、『シンドラーのリスト』『プライベートライアン』『太陽の帝国』『カラーパープル』『1941』など、戦争や人種差別を扱った作品は多いですが、その中で、筆者はこの『戦火の馬』が一番好きです。説教臭くもないですし、構成のバランスも良い(戦争や人種差別を扱った作品に説教臭さは必要だとは思うのですが)。他の作品は、有名だけれども私からは2,112本の紹介には含めたくない…のだが時代を作った作品につき仕方なく入れる、はず。
筆者としては、本作の舞台となる時代と映画史を並べて20世紀の科学技術の進歩に目眩がするものです。まだ馬が戦場の主役となる時代で、D.W.グリフィス監督らが長編映画への挑戦を始めたのです。どちらの方が意外というわけではなく、時代の進歩に驚かされます。
100年後の皆さんも興味あれば鑑賞されたし。
[DIARY 筆者の思い出]
飛行機の中で鑑賞。イギリスへ行った時に美術館で戦馬特集をやっていましたが、本作の影響でありましょう。イギリスであればピッタリの特集。
[RECOMMEND 現在と未来へのオススメ度]
FOR A.D.2,012 : ★★★★
FOR A.D.2,112 : ★★★
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written by kiyasu 2012/8/6 第一稿
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